治療に適する患者さん/適さない患者さん
治療に適した患者さん
- インプラントを埋め込むための顎の骨が量、質ともに十分な方
- 手術部位の骨に病変等の異常がないこと
- 歯周病等の感染症がないこと
- 重大な全身疾患がないこと
- 高齢者でも健康な方であれば可能です。
治療に適さない患者さん
- 顎の骨の量が少ない方
- 顎の骨に病変のある方
- 疾患の程度によりますが、糖尿病、高血圧、心臓疾患等に罹患し、手術が困難な方
- 重度のアルコール依存症の方
<注意> その他にも治療に制限がある場合がありますので、歯医者さんにご相談ください。
歯を1本失った場合
失われた部分にインプラントを1本埋め込みます。
従来の治療方法は健全な両隣の歯を削るブリッジによる治療でしたが、インプラントは自立式ですので健全な歯を傷つける必要がありません。
歯を何本か失った場合
失われた部分に何本かのインプラントを埋め込みます。従来は部分義歯を用いて治療していました。入れ歯を隣の歯に固定するためのバネの必要はなくなります。
歯をすべて失った場合
従来は総入れ歯を用いて治療するケースですが、インプラントを用いた治療では固定式ですので、入れ歯のように食物が挟まったり、また、時間の経過とともに入れ歯が合わなくなることもありません。