メインテナンスについて

治療後の注意点

手術後24時間は、うがいをしないほうがいいでしょう。

麻酔がきいている場合は、誤って舌や頬、唇を噛んでしまいますので、食事はしばらく摂らないこと。術後の当日は、歯磨きは避けて、翌日から腫れや痛みを避けて、慎重に磨くようにします。

術後2～3日はスープやおかゆなど柔らかいものを食べるようにします。

手術後のその日は、入浴は控え、シャワー程度にしましょう。最低限2週間は、飲酒や喫煙などは控えて、体調の維持に努めるようにします。

歯磨き

日常の口腔ケアの一つは、もちろん歯を磨くことです。

毎食後はできていても、意外に見過ごされがちなのが、起床後すぐに歯磨きをすることです。たとえ就寝前にどんなに丁寧に歯磨きをしても、眠っている間に細菌はどんどん繁殖しています。

まず、目が覚めたら歯磨きをして、これらの細菌を洗い流してしまうことが大切なのです。また、歯ブラシの手入れも重要です。せっかく丁寧にプラークを取り除いても、それが歯ブラシについたままでは意味がありません。プラークの中の細菌は、口腔の外でも数日間はしぶとく生きているのです。使用した歯ブラシは、水で丁寧に洗い流してから乾燥させることが大切です。

特殊な歯ブラシを使う

人工歯冠と隣の歯や、連結した人工歯冠同士の間のどうしてもできてしまう隙間を磨くことも重要です。これは、特殊な歯ブラシで手入れすることが必要です。インプラント治療を受けた方にとって重要なポイントにもなります。

プラークのチェック

自分でプラークのチェックをすることも、インプラント治療後の重要ポイントとなってきます。

磨き残しはプラークの原因になることはもとより、これを放置しておくと歯周病になる可能性があります。